副業で稼ぐ：治験

治験とは

治験とは、何年もかけて十分な検証を重ねてきた新薬が、人に投与されたときの
安全性や有効性を調べるための臨床試験のことを言います。

治療中の病気やアレルギーの無い健康な人（主に男性）に対する治験、
疾患を持った方に対する友好かつ安全な投与量及び投与方法を確認する治験、
といった内容が挙げられます。

また治験が募集されているサイトでは健康食品やサプリ、化粧品のサンプルを試す
モニターを募集をしている事もあります。

対象年齢は基本的に20歳以上となりますが、
35歳まで対象といった年齢制限がある治験や
特殊なものでは60歳以上が対象といった治験も実施されています。

被験者負担軽減費

治験は「副業」ではありません。
治験は新薬開発のボランティア、または治療の一環という位置づけになっています。

治験に参加することで行動の制限といった、
被験者にかける負担を軽減するという名目で
被験者負担軽減費を「謝礼」として被験者に渡しています。
被験者負担軽減費は給与とは違い、源泉徴収が行われないのが特徴です。

楽して稼げる副業

治験に参加するために必要な資格やスキルというものはなく、
健康であれば参加することができます。
しかも1〜2週間の入院をすることで何十万の謝礼金を手にすることができるため、
「楽して稼げる副業」と言われることもあります。

もちろん治験には
新薬を人に投与したときの効果や副作用といったデータを集める目的があるので
食事や生活習慣（飲酒、喫煙など）に一定の制限が加わりますし、
1〜2週間の入院となれば、
その期間は外出できないといった拘束を受けることになるので、注意が必要です。

副作用について

治験とは最初に触れたとおり、何年もかけて十分な検証を重ねてきた新薬が、
人に投与されたときの安全性や有効性を調べるための臨床試験のことを言います。

確かに副作用が起きる可能性はゼロではありません。しかし、
厚生労働省の厳しいチェックを受けたうえで、医師や看護師の方が24時間体制で対応しています。
他の参加者に副作用が出てしまっても、その情報は共有されますし、治験の途中での離脱も可能です。
不安や疑問点があれば担当スタッフに伝えた上で、治験に参加することができます。

こうして開発、発売された新薬が患者さんを救う事になれば
社会貢献にもつながる事となり、その治験に参加するメリットにもなる、
と思いませんか。