TMN代表のBlackです。
今回は翻訳についてお話しします。
翻訳ってどういう仕事だろう?って方は
前回の記事をご覧ください。
Table of Contents
副業としての翻訳の種類
言語力や経験によっては初心者向けと言えないものもあるので、
まずは種類別に確認してみてください。
実務翻訳
案件数が最も多く、初心者にも挑戦しやすいのが実務翻訳です。
産業翻訳とも呼ばれており、ビジネス文書・ニュース・マニュアル・ウェブサイトをはじめ、
特許や医薬関係文書など多岐にわたります。
案件数が多く安定しているので副業として稼ぎたいのであれば、まずは実務翻訳がお薦めです。
特許や医薬関連の専門性の高い分野になると単価も高くなり、
時給換算すると4,000〜5,000円を稼ぐケースも多くみられます。
ビジネスや契約に影響を与えるので、専門知識と訳出の正確性が求められるため、
知識収集・裏付けのためのリサーチ力も重要なスキルになります。
出版翻訳
出版翻訳とは、海外で出版された書籍や雑誌の翻訳を行うことをいいます。
初心者が挑戦できるケースは、数としてはかなり少ないといえます。
報酬も、日本語1文字もしくは英語1単語あたりの単価で設定される場合から、
作品1本で設定される場合もあり、発注者の予算に大きく影響されています。
原稿のボリュームも大きく、作品のテーマをきちんと把握し、読者を意識しながら原作にふさわしい日本語で表現しなければならない、など読解力と表現力が要求される分野になります。
また、あくまでも日本語を評価されるので、文章力を磨かなければなりません。
映像翻訳
ドラマ、映画、テレビ番組など映像の外国語音声をもとに、
吹き替えのセリフや字幕を作成するのが映像翻訳です。
映像翻訳の最大の難点は、翻訳を進める上での制限が多くあることです。
字幕であればシーンごとの文字制限があり、
吹き替えセリフであれば、話者の口の動きやスピードに合わせる必要があります。
報酬については、作品の時間(10分単位など)で設定されることが多く、
発注者の予算に大きく影響を受けます。
初心者は最近発注数が増えてきているYouTubeなどの短編動画の
字幕翻訳を受ける方法もあります。
副業としての翻訳のメリット・デメリット
・資格や免許が必要ない
・出来高制なのでがっつり稼ぐこともできる
・在宅ワークが可能
・英語と比べてマイナー言語になるほど、報酬は高単価となる。
特に特許や医学関係といった高い専門知識が必要な高度な翻訳であればあるほど稼ぐことができます。
時間や場所に縛られずに仕事ができる点も大きな魅力のひとつです。
・高い語学力を証明しないと仕事が少ない
・収入が安定しない
・スケジュール管理が必要
・英訳は案件の取り合いとなることがあり、スキルの高い人が仕事を受注することになる。
文字数で単価が決まるため、仕事を沢山こなすには作業効率と集中力が必要となるからです。
翻訳という作業は、かなりエネルギーが必要になります。
自分の体力と必要な収入を考えた上で、計画的な作業量と休憩時間を儲けることが大切です。
副業としての翻訳の始め方
「副業で第1歩」を歩むにはクラウドソーシングで経験と実績を積みましょう!
クラウドソーシングの始め方は以前の記事をごらんください!
スキルをより磨けますし、専門性の確立にも役立つからです!
アメリアネットワークやflittoなどが主な翻訳専門サービスとなります。
副業としての翻訳のまとめ
翻訳者として仕事を始めるなら、まずはクラウドソーシングに登録をして翻訳の仕事を探します。
近年、クラウドソーシングなどの募集で見られる翻訳の仕事は、実務翻訳やWebサイト翻訳が多く、初心者が応募する場合は、Webサイト系の翻訳などが取り組みやすいです。
また金融・医療・特許などは専門的な知識とスキルが必要になりますので、自分のスキルや経験を考えた上で仕事を探してください。
また、最初の段階では、あまり単価は気にせず取り組んでください。応募する仕事の単価が低かったとしても、まずは実績を積み、スキルを獲得することが大切です。より高単価の案件に応募する際に、過去の実績は重要なアピール要素となります。
簡単な翻訳でも100件こなせば、「100件の翻訳実績があります!」と、
自分を大きくアピールできます。
また医療関係などの専門分野の知識を持っていればそれもアピールとなります。
どんどんステップアップしていきましょう!