治験のマニュアル
Black
こんにちは。
TMN代表のBlackです。
今回は治験を改めてお話しします。

治験ってなんだろうという方は
前回の動画をご覧ください!

治験に参加する

Black
前回お話しできなかった治験にどうやって参加する?
の話から始めていきます。

応募・登録する

うけたい治験に応募、登録します。
治験の応募・登録サイトで参加してみたい治験を探し、
会員登録を行って応募いたします。
参加条件がある場合がございますのでしっかりと確認してください。
 例)年齢や性別、治験の対象となる病気の有無や程度、
                治験が行われる病院まで通院、もしくは入院できるのか

以下では治験の応募・登録サイトをいくつかご紹介いたします。

・JCVN

・コーメディカルクラブ

・V-NET

・ニューイング

・治験ネット

・生活向上WEB

事前説明

治験薬の効果や副作用について詳しい説明があります。
疑問点があれば、担当医が納得するまで説明をしてくれます。
理解、納得した上で同意と署名をいたします。
※一度同意した後でも撤回することは可能です。

事前検査

指定医療機関で、医師による事前検査(健康診断)があります。
内容は血液検査、尿検査、血圧・脈拍数、体温、心電図などがあります。
検査結果を踏まえた上で、地検責任医師が参加するメンバーを決定します。
※日程の調整能力や協力姿勢も考慮して決められます。

治験参加

指定医療機関にて治験に参加します。

通院の場合は決められた日に通院しなければなりません。
何ヶ月もかけて行われ、通院日は予定を空けなければいけないため
日程の調整が必要となります。
また決められた時間に薬を摂取したり、生活習慣に気をつけるなど
自己管理も求められます。

入院の場合は1〜2週間の休みを取れば問題ありませんが、
同じ治験を受ける被験者と集団生活を行う事となります。
※寝るとき以外はカーテンで仕切ることはできません。
外出を制限された中での集団生活ですので、
集団生活になれない方には苦痛に感じるかもしれません。

事後検査

服用後の健康状態を確認するため、事後検査が行われます。
問題がなければ、治験はこれで終了となります。
※次の治験を連続して受けることはできません。
 一定期間の間(3ヶ月〜6ヶ月)、休薬期間が設けられます。

Black
長期にわたって食事や生活習慣に制限がかけられたり、
日程を調整して決められた日に通院する必要があるため、
時間に余裕のある人が治験に向いていると言えますね。

治験のメリット・デメリット

Black
ここからは治験のメリットとデメリットについて
お話ししたいと思います!

治験のメリット

・スキルと資格がなくとも収入を得られる
参加条件に当てはまればスキルや資格は必要ありません。
健康であることや、逆に特定の疾患を持っている場合に参加して
収入を得ることができます。

・疾患があった場合、治験の薬で改善する場合もある。
特定の疾患のある方を対象とした治験に参加した場合、
新薬の効果で症状が改善する場合があります。

・無料で健康診断が受けられる
事前検査で健康診断を受けるためです。
治験の場合は通常よりも細部まで検査が行われるため、
自分の健康状態を知ることができます。

・社会貢献ができる
「病気で苦しんでいる人のため」
「子供たちの世代により良い薬を残すため」
治験を受けるだけでそういった社会貢献につながります。

治験のデメリット

・女性向けの治験が少ない
特に入院タイプの治験は女性向けの治験はほとんどありません。
男性よりも女性の方がホルモンバランスが崩れやすいため、
体調に変化が出た場合、正確なデータが取れなくなるためです。

・拘束時間が長い

通院にしろ入院にしろ、拘束時間は長くなります。
入院の場合は、外出制限のある集団生活を送らないといけませんし、
通院の場合は、指定された日は予定を全て空けて通院しないといけません。
通院しない場合でも毎日新しい薬を服用することや
体の状態を記録するための日誌を毎日書く場合があります。

・生活習慣に制限がかけられる
食事や運動、生活習慣(飲酒や喫煙など)に制限がかけられる場合があります。
また決まった時間に薬を摂取する治験の場合は忘れずに摂取する必要があります。

・副作用の起こる可能性はゼロではない。
少ない量から順次増量していくなど、充分に安全性に配慮して治験は行われます。
それでも副作用の起こる可能性はゼロではありません。
万一の場合は治験を担当した医師と看護師が適切に対応してくれますし、
開発メーカーが責任を持って補償をしてくれます。

まとめ

Black
治験バイトは確かに高額な報酬をもらえるメリットがあります。
しかし通院や入院での集団生活、食事や薬の服用といった
生活にある程度の制限がかけられるデメリットもあります。
それらを踏まえて、多少のストレスは許容できるという人が
治験バイトに向いていると言えます。
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